スポーツマウスピース(マウスガード)とは

健康の維持、増進や体力の向上のためにおこなうのがスポーツ本来の目的ですが、時にはスポーツによって怪我をして、健康が損なわれることもあります。スポーツマウスガードは、お口のまわりを保護する装置です。マウスガード、マウスピース、プロテクターなどとも呼ばれています。
スポーツマウスガードを装着することにより、外力からの衝撃をやわらげ、あごの骨折、歯の破折や唇、舌、頬(ほお)の損傷を防ぐことができるのです。脳震盪(のうしんとう)の予防にもなります。
粕谷歯科医院では、怪我の予防のためのマウスガードの作製や、歯の怪我の治療をおこなっております。

スポーツマウスピースについて

スポーツマウスガードの装着を義務づけているスポーツ団体

スポーツ名 団体名 条 件
ボクシング 日本アマチュアボクシング連盟 スポーツマウスガードを装着しないと出場資格なし
空手 国際空手連盟-極真会館
ラクロス(女子) 日本ラクロス協会
アメリカンフットボール 日本社会人アメリカンフットボール協会 スポーツマウスガードを装着しないとペナルティが課せられる
ラグビー 日本ラグビーフットボール協会-高校ラグビー、関東医歯薬リーグ  
インラインホッケー 日本アイスホッケー連盟 20歳以下はマウスガードの着用が必要
キックボクシング 新日本キックボクシング協会  

スポーツマウスガードの装着が推奨されるスポーツ

アメリカンフットボール、インラインホッケー、キックボクシング、ボクシング、ラグビー、空手
ラクロス、アイスホッケー、サッカー、スカッシュ、テコンドー、バスケットボール、ハンドボール
フィールドホッケー、ラケットボール、スキー、スノーボード、モトクロス、体操、水球、柔道
乗馬、重量挙げ、砲丸投げ、円盤投げ、自転車 など

スポーツマウスガードの効果

スポーツ先進国であるアメリカの歯科医師会は、アメリカ国内でおこなわれるスポーツの試合中にスポーツマウスガードを装着することにより、年間20万件以上のあごや歯などの外傷を防いでいると報告しています。日本でも予防効果が高いという同様の報告がみられます。
また、正しいスポーツマウスガードの使用は、体のバランスの安定、筋力の向上が見られるだけでなく、スポーツの種類によっては競技力が向上すると報告されています。

スポーツマウスガードの種類

スポーツマウスガードには、スポーツ用品店などで販売されている「簡易タイプ(市販タイプ)」と、歯科医院で精密に作製する「カスタムメイドタイプ」があります。
簡易タイプのものは、安価で自分で作製できる反面、口を開けると落ちてしまったり、正しいかみ合わせができず、あごの関節を痛めてしまうこともあります。
カスタムメイドタイプのスポーツマウスガードは、歯の型をとって精密に作られるため、口を開けるとすぐに落ちることもなく、簡易タイプに比べて違和感も少なく、また安全です。

スポーツマウスガードの種類

スポーツマウスガード作製の流れ

初診時(カウンセリング、診査、歯型とり)

  • スポーツマウスガードについて、わかりやすくご説明いたします。些細なご質問も、どうぞご 遠慮なくしてください。スポーツマウスガードをお作製するかどうかは話を聞いてから決めたいという方も、お気軽にご活用ください。お手数ですが、ご来院の際はあらかじめ電話にてご予約ください。
  • お口の中を診査し、かみ合わせ、虫歯や歯周病の有無や状態、あごの関節(顎関節)の
    状態などを調べます。
  • 大きな虫歯がある場合は、スポーツマウスガードは原則として作製できません。虫歯の治療を終えてからスポーツマウスガードを作製します。
  • スポーツマウスガード作製のため、歯の型をとります。スポーツマウスガードの種類、色をお選びしていただきます。

マウスガードのお渡し

でき上がったスポーツマウスガードを微調整した後お渡しします。

アフターケア

  • スポーツマウスガードを使用し続けると、だんだん擦り減ってきます。古くなったものは、新しいものに交換してください。
  • スポーツ選手にとって、かみ合わせは大切なものです。歯がないとくいしばることができず、力が入りません。虫歯や歯周病の治療・予防処置を併せておこなわれることをおすすめします。

※2006年4月から、高校ラグビーでのマウスガードの着用が義務化されました。
※スポーツマウスガードは、大きな虫歯などの問題がなければ、2回のご来院でお渡しできます。
 お気軽にご相談ください。ご来院の際は、お手数ですが事前にご予約ください。